海洋ごみクイズ2024
クイズに答えて海洋ごみにくわしくなろう!
☆制限時間15分 ☆全8門
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次の文は正しいでしょうか。○か×を選びましょう。「世界の海にあるプラスチックごみは減ってきているし、未来に向けて減っていくと考えられている」
世界の海に流れ込むプラスチックごみの量は、毎年800万トンと言われています。このままの数字が続くと、2050年以降には海にいる魚をすべて合わせた重さを、プラスチックごみの総重量が上回ると言われています。
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海で暮らしている生き物(魚、ウミガメや海鳥、サンゴや貝など)は、海洋ごみを間違って食べてしまったり、からまったりしてしまう場合があります。海洋ごみによる被害が確認されている生き物はおよそ何種類でしょうか。一番近いものを選びましょう。
国際NGO WWFジャパンのまとめによると、700種類にのぼる生き物が海洋ごみの被害をうけていると言われています。そのうちの90%以上はプラスチックごみによるものです。
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山形の庄内地域では、いろいろな漁業が盛んです。何種類の魚介類がとれるでしょうか?
山形県の沖合には340種類以上の魚類が生息しています。(山形県・水産研究所)磯見漁業や底引き網、定置網などいろいろな方法で、魚介類をとっています。魚に貝やイカなどを加えた130種類の魚介類がたべられています。(全国漁業協同組合連合会)
豊かな海を守らなければ、豊かな食文化も失われてしまいます。ノロゲンゲ、ハナタラシ、グッチョ、ギバサ、聞いただけではどんな生き物かわからない食材もたくさん。調べて食べてみましょう!
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山形県の海岸で回収・処理される海洋ごみは、1年間でどのくらいの量でしょうか。 もっとも近いものをえらびましょう。 この問題は山形県海岸漂着物対策推進協議会で公表されたデータを元にしています。
山形県ではいろいろな人による清掃ボランテイアだけでなく、海水浴場をひらくための大きな機械をつかった清掃など、たくさん海岸清掃が行われています。2020年度の1年間で1704トン、2657㎥、トラックおよそ132台分の海洋ごみを回収しました(山形県海岸漂着物対策推進協議会)。ただし、流木や枯れ枝などを含む量です。
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砂浜には小さいプラスチックのカケラがちらばっています。どうしてプラスチックはこのようなカケラになるのでしょうか。正しいものをえらびましょう。
砂浜に流れ着いたプラスチックごみには、太陽の光がたくさんあたります。プラスチックは太陽の光に含まれる紫外線(しがいせん)に弱く、もろく、こわれやすくなっていきます。
波や風で動かされ、ちょっとぶつかるだけで、ぽろぽろとくずれて小さなプラスチックのカケラになってしまいます。
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飛島クリーンアップ作戦では、どのくらいの海ごみを回収するでしょうか。飛島クリーンナップ作戦は、毎年5月の最終土曜日に山形県唯一の離島「飛島」の西海岸を清掃する活動です。160人のボランティアが酒田からわたり、1日かけて海洋ごみを拾います。
飛島クリーンアップ作戦は2001年にスタートしました。これまで20回以上開催され、延べ5000人以上が参加し、50トン以上の海洋ごみを回収してきました(飛島クリーンアップ作戦実行委員会)。
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山形県を流れる最上川は置賜地方から始まり、村山・最上地方を通り庄内・酒田で日本海に流れ込んでいます。雨や雪などの水が1つの川に集まる土地の広さのことを流域面積といいます。最上川の流域面積が山形県全面積に占める割合はどのくらいでしょうか。
日本三大急流の1つに数えられる最上川は、長さ229kmの流域面積7,040平方kmの一級河川です。山形県の全面積の約8割、全35市町村のうち33市町村がその流域にあります(国土交通省 東北地方整備局)。水の流れで最上川、海とつながっていることがわかります。ということは、遠く離れた町のポイ捨てごみでも水に乗って移動し、海を汚す原因になってしまうのです。
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海洋プラスチックごみ問題の解決を目指すため、どのような取り組みをすればいいでしょうか。当てはまるものをすべて選びましょう。
海洋ごみの6〜8割は川を通して流れ出た町のごみだと言われています。海から遠く離れた場所に住んでいても、身近なポイ捨てごみをきれいにすれば海洋ごみ問題の解決に繋がります。日常生活でエシカル消費を心がけ、暮らしから出るごみを減らし、私たちの社会から出るごみの総量を減らすことも大切です。
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