庄内の冬の風物詩、鰰(はたはた)釣り
寒風吹きすさぶ中、庄内の海岸にはハタハタが産卵のために群れをなしてやってきます。
このハタハタを釣るために多くの釣り客が酒田港に集まります。
釣り人にポイ捨てされたのか、風に飛ばされてしまったのか、散乱するごみが目立ち始めます。
ハタハタプロジェクト
美しいやまがたの海プラットフォームのメンバーで、長年酒田港の環境美化に取り組んできた「NPO法人庄内海浜美化ボランティア」が中心となって、散乱ごみの回収活動と、広報車によるごみの持ち帰り呼びかけ運動が「ハタハタプロジェクト」として行われています。
軽トラック一台分のごみを回収!
12月20日(日)午前9時から、当プロジェクトの一環として清掃活動が行われました。
20名以上の参加者が集まり、散乱しているごみを拾いました。主なごみは、弁当や飲み物容器、釣り具の包装などのプラスチックごみです。中には針のついたままの釣り糸もあり、野生生物だけでなく釣り人自身も刺ささりそうで危険です。
何より驚いたのがマナーの向上もあって、町中では見ることが少なくなったたばこの吸殻が大量に落ちていることです。1、2分で手のひらいっぱいになってしまします。
1時半の活動で軽トラック一台分のごみを回収しました。
年末に向けて、広報車によるごみの持ち帰りの呼びかけを続けていきます。
美しい釣り場で気持ちの良い新年を迎えましょう。