美しいやまがたの海プラットフォームは、9月25日(日)、鶴岡市小真木原総合体育館で開催された「環境フェアつるおか2016」において、漂着物でアートを作るワークショップを開催しました。
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海岸で拾ったごみはきれいに洗って乾かし、会場に用意しました。
プラスチック製品を中心に何かのフタや、洗剤ボトル、漁業に使うウキやカゴなど、色とりどりのアイテムが並んでいます。

講師は犬飼ともさん

dsc06806指導していただくのは、造形作家の犬飼ともさんです。
全国各地で、海辺に落ちていたモノからオブジェを作るアートワークショップを行っています。
グルーガンというプラスチックを溶かしてくっつける接着剤を使って、海辺に落ちていたアイテムをつないでいきます。

ワークショップのルールは、1つ。
必ず、「顔を書くこと」です。
あとは、アイテムを何個くっつけるのも、どんなに大きなものをつくるのも、子どもたちの自由です。

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ごみから生まれ変わったオブジェは、みんな笑顔です

出来上がったオブジェたちの顔は、みんな笑顔でした。
オブジェを作っていく中で、海辺に落ちているものは身近な生活用具であることや、沢山物を使って捨てる社会の問題点に子どもたちは気づいていきました。

海辺のごみも、ひと手間かけてあげると思い出の作品に変わります。
講師の犬飼さんは、体験を通して「物を大切にする心を持って帰ってほしい」と話していました。
すべての人が物を大切にして、環境を思いやることができれば、海のごみは必ず減っていくはずです!

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