山形県内を流れる最上川。
米沢市の西吾妻山から始まった水の流れは、その途中で428の大小いろいろな川と合流して、大きな川となって日本海に流れ込んでいます。
その流域面積は7,040平方kmととても広くて、山形県面積の76%を占めています。
県民の約80%の約90万人が最上川の流域に暮らしています。
山形県民は最上川とともに暮らしているといっても大げさではありません。
その昔は船を使った交通が盛んでした。
海から遠くはなれた集落からお米や紅花が最上川の流れを使って酒田の港へ、海を渡って京都などへと運ばれていました。
しかし、近年同じように川の流れに運ばれて、大問題になっているものが“ごみ”です。