山形県環境科学研究センターが令和4年度に実施した、県内河川におけるマイクロプラスチック調査の結果が公表されました。

海洋プラスチック問題の研究が進むにつれ、さまざまなプラスチック製品は海に辿り着く前、河川を流下する段階で破片化していることがわかってきました。

山形県を流れる最上川も例外ではなく、2010年代に複数回行われた東京理科大学二瓶研究室による調査で、マイクロプラスチックが確認されていました。

当時は1㎥あたり、0.36〜1.48個のマイクロプラスチックが見つかっていました。

今回の県環境科学研究センターの調査では、5mm以下のプラスチック粒子、プラスチック片に加えて、被覆肥料殻(水田などで使われる遅効性・緩効性肥料のプラスチックカプセル)の個数も数え、調査しています。

肥料のカプセルの問題は農業県である、山形が抱える海洋プラスチック汚染の側面の一つとして、注視しなければ行けない調査結果となっています。

詳細は下記リンクから県環境科学研究センターの報告書をご覧ください。