川をきれいにするために、様々な取組が行われています。

モモカミゴミバスターズ

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最上川の中流に位置する戸沢村では最上川を活かした船下りなどの観光が盛んです。
毎年6月、小学生や企業、地元住民が総出で回収活動を行います。

200~300人の参加者が川船で向こう岸に渡り、ごみ拾いを行います。

一面にペットボトルや食品の容器が散乱しています。このように川岸に草が生えている場合、水が引いていく際に、クシでこしとるようにごみを引っかけます。

こういったごみを200~300人の参加者が一致団結して拾います。

1時間弱の活動で、小舟にいっぱいのごみを毎年回収しています。

このようにして、川を守る取組みが行われているのは戸沢村だけではありません。

ごみを流さない仕組み

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酒田市(旧八幡町)の日向川水系、荒瀬川では、付近の町内を流れる用水路に鉄柵を設置し、川へごみを出さない取組みが行われてきました。

こういった柵を集落ごとに設置することで、自分の住んでいる地域から流れ出るごみが目に見えて分かるようになり、住民の意識も変わりごみの量が激減したそうです。

同様の取組みは米沢市でも実施されています。

このように県内各地で地元の川をきれいにしようと様々な取組みが行われ、頑張っている人たちがいます。
ここで紹介したのはその一部です。みなさんの住んでいる街でも、活動している人々がいるかもしれません。地域の環境活動について調べてみましょう。