2月21日(土)午後1時30分から米沢市伝国の杜、22日(日)午前10時30分からイオンモール天童で「川ごみサイエンスカフェ」を開催しました。
このサイエンスカフェは、美しいやまがたの海プラットフォームが実施した最上川の漂着・散乱ごみ調査結果を、地域住民のみなさんに報告し意見交換を行うために、県内4地域で各1回開催しているものです。
最上川・赤川河川ごみ調査報告
調査結果については、こちらの「最上川・赤川ごみマップ(美しいやまがたの海プラットフォーム版) 」ページをご覧ください。
最上川の漂着・散乱ごみ調査結果(リンク)
置賜会場
地元で環境美化活動を行っている団体等から14名の参加があり、調査報告の後には活発な意見交換が行われました。
「これまで地域で活動してきた団体が連携してごみ調査を行えば、効率と啓発効果の向上が期待できるだろう」という問題提起や、全県一体となった海ごみ対策の必要性が強調されました。
また、美しい山形・最上川フォーラムが行っている小水路に鉄柵を設置して、ごみを回収する取り組みが紹介され、できる限り上流でごみを回収することの重要性を共有しました。
村山会場
地元で環境美化活動を行っている団体等から21名の参加がありました。
意見交換では、河原や中洲に自生するアシ(ヨシ)の管理について意見が交わされました。
アシ(ヨシ)が野生生物の棲家になり、根が水質浄化を行う一方、繁茂しすぎると目隠しとなって、不法投棄しやすい状況を作ってしまいます。一言で環境保全といっても様々な視点から検討する必要があることがわかりました。
次は庄内・最上会場
川ごみサイエンスカフェは、26日に酒田市、28日に新庄市で開催を予定しています。
興味のある方は、ぜひお申込みください。