庄内の冬の風物詩、鰰(はたはた)釣り
北風も強くなり、時折暴風雪と雷が響く庄内平野。この時期、海岸にやってくる鰰(はたはた)は鱩(魚へんに雷)と書くこともあり、この時期を代表する魚でもあります。
釣り場に散乱するごみの問題
酒田港の北港周辺では、産卵のために岸に近づく鰰を釣るために県内外から釣り人が集まります。
すると、釣りの最中に風に飛ばされてしまったのか、故意にポイ捨てされたのか、散乱ごみが目立ち始めます。
ハタハタプロジェクト
美しいやまがたの海プラットフォームのメンバーで、長年酒田港の環境美化に取り組んでいる「NPO法人庄内海浜美化ボランティア」が中心となって、ごみの回収活動と、広報車によるごみの持ち帰り呼びかけ運動が「ハタハタプロジェクト」として行われています。平成23年から始まり、今年で6年目を迎えました。
軽トラック一台分のごみを回収!
12月25日(日)午前9時から、当プロジェクトの一環として清掃活動が行われました。
21名の参加者が散乱しているごみを拾いました。主なごみは、弁当や飲み物容器、釣り具の包装などのプラスチックごみです。中には針のついたままの釣り糸もありました。
ごみを拾いながらも釣り人と交流し、啓発ティッシュを配ってごみの持ち帰りを呼びかけました。
1時半の活動で軽トラック一台分のごみを回収しました。
年末に向けて、広報車によるごみの持ち帰りの呼びかけを続けていきます。
美しい釣り場で気持ちの良い新年を迎えましょう!