2018年のいぐべ、飛島。はこちらのページで!!

2017年8月31日から9月3日にかけての4日間、「いぐべ、飛島。」と題して、山形県内外の学生による海岸清掃活動が実施されました。
県内各地、全国各地から約180名(プラットフォーム事業定員150名にIVUSA独自に30名を追加)もの学生が参加しました!

約180人で4日間、飛島1.0km、十里塚2.5km延べ約3.5kmを清掃し約3,800kg(速報値)のごみを回収しました。

8月31日(木) 結団式・座学研修・飛島渡航


午前中は県外から(関東、関西を中心に遠くは九州からも!)NPO法人国際ボランティア学生協会(以下IVUSA)のメンバー150名以上と、山形県内から集まった大学生26名が合流し、アイスブレイクや4日間の目標の共有などを行いました。
午後からは座学研修で国内外の取組や山形県の取組、飛島や震災起因漂流物についても学びました。その後、臨時便「とびしま」で飛島に向かいました。
・海洋ごみ問題に係る日本と世界の取り組み
┗ 講演者/佐藤佳奈子(環境省水・大気環境局水環境課海洋環境室)
・海洋ごみ問題に係る山形県における取り組み
┗ 講演者/大谷 明(特定非営利活動法人パートナーシップオフィス)
・海洋ごみ問題に係るNGO/NPOの取り組み
┗ 講演者/金子 博(特定非営利活動法人パートナーシップオフィス、一般社団法人JEAN)
・東日本大震災における津波起因漂流物への対応
┗ 講演者/横田 花子(Japan Love Project)
・「飛島ってどんな島? ジオ・エコ・ソシオで知る不思議アイランド」
┗ 講演者/岸本誠司(鳥海山・飛島ジオパーク推進協議会主任研究員)

9月1日(金) 飛島西海岸の清掃

この日は朝7時から活動開始、飛島の西海岸で清掃活動を行いました。
およそ5時間の活動で700袋近いごみ袋を回収、最後は人力のバケツリレーでごみ袋を搬出しました。
台風の接近が懸念されたため、飛島の活動を切り上げ、臨時便で酒田へ戻りました。

9月2日(土)~3日(日)遊佐町十里塚の清掃

朝8時から活動をはじめ、十里塚海岸の清掃活動を実施しました。
十里塚海水浴場を基点にして南に1km、北にも1km以上の砂浜をきれいにすることができました。
2日間トータルで1200袋以上のごみを回収しました。

最後に

今年で2年目を迎えた「いぐべ、飛島。」学生応援クリーンアップ活動。
参加者も昨年の120人に対して1.5倍の180人となったほか、地元の東北公益文科大学が飛島の魅力を紹介するプログラムを用意するなど、清掃活動以外にもパワーアップしてきています。
当初は5日間飛島で活動して、島の自然海岸すべてを清掃する計画でしたが、台風15号の接近に伴い予定を変更せざるを得なかったのが悔やまれます。
来年以降、これからの若い力の期待したいと思います!