2017年11月26日(日)遊佐町の吹浦防災センター(吹浦まちづくりセンター)で開催された、鳥海山・飛島ジオパークのジオガイド養成講座(初級編)の一コマにて海洋ごみ問題の出前講座を実施しました。

ジオサイトと海ごみ問題

鳥海山・飛島ジオパークの見どころとなるジオサイトの中には、海岸にあるポイントも多数あります。
遊佐町から秋田県境へと続く海岸線、鳥海山から流れてきた溶岩が日本海に流れ込み、冷えて固まった岩礁地帯が続いています。
なかでも釜磯海岸は砂浜や岩場から湧水がポコポコ湧き出し、他の場所とは一味違った海水浴を楽しめるスポットです。

多量に漂着したペットボトル

しかしながら、海岸清掃が行われる夏の海水浴の時期を外して訪れると、多量の漂着ごみが目につきます。

海ごみ問題の話

ジオガイドとして現地を案内する際に、海辺に行けば必ず目にする海洋ごみについて正しい知識を持ち、自然環境の保全について考えてもらうために海洋ごみ問題のお話をしてきました。
当日お話しした内容は次の通りです。

目次
1.ジオサイトと海のごみ問題
2.海辺の漂着物事典
3.海ごみの多種多様な影響
4.マイクロプラスチックが海の生態系を脅かす
5.海洋ごみ問題解決のために
6.国際社会の動向

釜磯海岸のマイクロプラスチック(2017年11月28日撮影)

海洋ごみ問題の環境や生態系に与える影響ももちろんですが、実際のガイドの際に注意すべき危険な漂着物(注射器や信号弾)などについてもお話ししました。
ここ最近ニュースになることが増えてきたマイクロプラスチック(5mm以下のプラスチック)についても、実際に海岸で回収したサンプルを観察しながら説明しました。
また、日本の取組や山形県の取組みを紹介するとともに、国際社会の動きについても紹介しました。

今年度の出前講座は、当初予定の10回を終了しました。
申込み・受講いただいた皆様、ありがとうございました。