このサイトを利用した環境教育プログラムの組み立て方について

以下に一例を示しています。これをヒントに、みなさんが実施する授業や事業の目的や対象者に合わせてアレンジして使ってみてください。
協  力:環境カウンセラー 井東敬子 参考文献:プロジェクト・ワイルド

●ねらい:ごみを拾うことが、何につながっているのかを理解する。
<導入>
拾ってきたごみ、または、ごみの写真を見せる。いつ、どこで拾ったか状況を説明する。

<展開>
①もし、このごみを拾わなかったら、この後、どんな旅をするのか想像して、模造紙にグループごとに書いてみる。

②同じ模造紙に、野生動物に与える影響(いい影響も悪い影響も両方)を別の色で模造紙に書き加える。

<まとめ>
やってみてわかったこと、感じたことをみんなで共有する。

●説明する
①ごみが人間(漁業への影響、景観、ケガなど)や野生動物に与える影響、最上川を下り日本海に出て、北太平洋に流れ出てしまうこと、ハワイの海岸にも流れ着くことを、写真を見せて説明する。

②ごみが自然環境や野生動物に与える影響を減らすために、自分ができる行動を考える。