令和5年8月29日(火)〜9月2日(土)の5日間、NPO法人国際ボランティア学生協会と美しいやまがたの海プラットフォームの共催で「第10回山形県日本海沿岸清掃活動」を実施しました
遊佐町西浜海岸、十里塚海岸、酒田市飛島の西海岸を清掃しました。 大学生とスタッフ、参加し、総延長1050mの海岸を清掃、約1110袋の漂着ごみを回収しました!清掃活動に交流会、専門の先生を招いた学びの時間など充実した活動でした。

1日目 遊佐町海岸 

1日目の午前中は、遊佐町鳥海温泉遊楽里の会議室をお借りして開会のセレモニーと座学研修をおこないました。

開会セレモニーでは遊佐町町長の時田様よりご挨拶いただき、激励の言葉と共に名物の遊佐カレーのルーを提供いただきました。

座学研修では、WWFジャパン(世界自然保護基金ジャパン)三沢行弘様より講演いただき、海洋ごみ問題の最新情報を学びました。しっかり学び、海ごみを回収する意義を再認識して活動に臨むことができました。

午後は遊佐町西浜海岸に移動して、海ごみの回収活動を行いました。 海水浴場として6〜7月に清掃され一度は綺麗になった西浜海岸ですが、遊泳可能エリアから外れると、清掃の手が行き届いておらず、色々な海ごみが漂着していました。

2日目 酒田市 飛島海岸

2日目は飛島に渡り、日帰りで清掃活動を行いました。この日も天気が良く、島に渡る定期船も快適に移動できました。

飛島は海水浴場や集落がある東側に対して、荒崎海岸のある西側は冬の北風が強く、人里離れた自然海岸が広がっています。

今回は荒崎海岸とその南側のオバフトコロ浜、北に少し離れた田下海岸で活動しました。田下海岸はアクセスが悪く、清掃されづらい場所です。

ボランティア清掃が入ったのは、新型コロナウィルスの流行前に、同事業で実施して以来4年ぶりとなります。

3日目 4日目 遊佐町海岸 十里塚海岸

3日目からは本土側に戻り、遊佐町十里塚海岸を清掃しました。

集めたごみは600袋を超え、効率的に運ぶためにバケツリレーの形をとりました。

清掃後は、きれいになった海岸でビーチフラッグをして交流を深めました。

5日目 遊佐町西浜海岸

最終日は西浜海岸で清掃活動を続けました。雨にふられ、カッパを着ながらの活動になりました。雷雨になった際に迅速に避難できるよう、研修施設からほど近い漁港内のビーチに活動場所を移して活動しました。

この場所は、地域の小学生たちがカヌー体験などで使っているので、素足が傷つかないように細かいごみまで丁寧に回収しました。

今年も1,000袋以上の海洋ごみを回収!!

活動場所
遊佐町 西浜海岸
酒田市 飛島
遊佐町 十里塚海岸
活動日時
8月29日 / 9月2日
8月30日
8月31日 / 9月1日
活動距離
500m
150m
400m
回収量
361袋
55袋
696袋
合計
1,112袋

5日間にわたる活動で、総延長1,050mの海岸線を清掃しました。合計で1,112袋の海岸漂着ごみを回収することができました。
連日高温が続く暑い夏でしたが、いろいろな熱中症対策を行いながら安全に活動することができました。